おもな登場人物6>
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やす
よめ
ぴょん吉
ちょっとなら失敗も捨てたもんじゃないかも?と思えた事
■ 博士課程に入ってすぐのお話(結婚前)です。
入学前に、日本政策金融公庫からお金を借りたので多少の"用意"はあったんですが、入学金やら授業料やら払っていくには足りない事もあり、返済義務のない奨学金を調べて申請してみました。
金銭的に困窮してる事や過去の成績といった"申請条件"はクリアしてるはずだったのですが、ぜんぜんひっかからず…。
申請書、けっこう時間かけて書いたんですけどね…
結局、平日、昼間は大学で実験したり論文よんで勉強したりで時間がとれないので、夜間帯で働けるアルバイトに入ってお金の足しにしてました。
土日も昼・夜でバイトに入ってたのでけっこうキツかったです(苦笑)
なので当時は、奨学金に頼ろうとした事に対して、かけた時間がもったいなかったと後悔してました。忙しかったので他に進められる事があったよな~なんて考えて。
でも今思い返すと、履歴書だったり研究費の申請書だったり"書き物"を作るのに必要な良い"土台"となる"経験"ができたんだなぁと思えるように。
現状を整理したり、話の背景を知らない人に"伝える"文章の書き方とか話し方を意識するようになったので、この経験が多分、後の研究費の獲得とか、その辺の採用につながっていったのかな?と今は思っています。
いや 思うようにしてます
悔しい経験も、真剣にとりくんで"経験値"としてたくわえてると、どっかで役に立つんだなぁと思って…。
何がどこで役に立つかわかんないですけどね(;'∀')
とりあえず僕の場合はよかったですが、後進の"博士の卵"さんたちが研究を断念しなくてもいいような、潤沢な補助制度はできていってほしいなぁと切に願います。
優秀でも進学にメリットを感じないといって就職された方は、僕のまわりにもいらっしゃいましたので…